
例)茶色のドアは登場口の機能を果たす。手前に柱をおくことによって空間も立体的になる。そしてもっと立体的に空間をみせるためにデザインを考える。

例)扉がスモークガラスになっていて正面からは登場人物が見えません、このようなドアから空間に入ってくることも考えられます。このドアを出た後のデザインをこれから考えることになります。

例)茶色のドアから登場してきます。もしくは、その右手にあるレンガ風のヌケているところから登場します。平たいパネルの裏もしくは茶色のドアの裏が登場人物のたまり場になります。

例)登場人物は茶色い部分に隠れていて(たまり場:オーディエンスには見えない場所)、拍手と同時に階段を下りて空間に入ってくることができます。階段を下りた後の空間のデザインをこれから考えることになります。

例)このように茶色の四角い枠桟によって仕切られた部分を空間のヌケという。空間の抜けは隠れて見えない部分(たまり場)と見える部分(セット)の間を仕切る。窓も同じ役割である。上手の庭へのヌケ部分も十分登場口としての機能を果たす。手前の小道具(テーブル)や茶色のヌケの下手部分の飾り物(飾りだなやオブジェなど)は自由にアレンジできる。

例)門構えも登場口となる。登場のたまり場は上手もしくは下手の塀の裏。門を出た後のデザインをこれから考える。

例)鳥居もアーチと同じく、空間の仕切りの機能を果たす。アーチをくぐって(通過して)空間に入る、いわゆる登場口の機能を果たす。

例)隠れた部分から登場する、ということはまさにこのこと。白いドアは登場口の機能をはたし、たまりの部分はドアの裏ということである。

例)門構えも登場口の機能をはたす。ヌケだらけなので、たまりの部分の確保が必要。