榎 芳栄 XXX-XXXXX
<正面>

正面に三角屋根を連続させることより奥行きを出した。登場者の下手側にポスターを並べて広告宣伝を行えるスペースを設けた。登場者下手奥に白い階段を設けたことにより季節の生け花を花瓶ごとあしらえるスペースを設けた。登場者上手のラティス状(奥が抜けて見えること)抜きパネルには何でも季節のオーナメントを吊るしたりできるスペースで1年を通して季節感が持てるように演出した。
<上手>

上手に登場口を設けた。登場者は上手の白いパネルの裏に控えていて、拍手喝采とともに、「こんにちはー」と出てくる。上手の白いパネルはワイヤーでテンション構造のおしゃれなデザインが施してあり、ブルーのネオン管が中で光ってよい雰囲気を醸し出している。Apple Store Ginzaのような素材と雰囲気である。その前には凸凹の低い白いパネルか位置しており表面にCDRのような七色に光るプラスチックの板の上に鏡面ミラー球がピカピカ点滅している円盤オブジェが位置している。登場口のゲートは鉄の素材に小さい錨が打たれ、Yohji Yamamoto本店の錆色風のよごしで塗装。
<下手>

下手にはこれから増えていくだろうゲストを囲んでも背景が見切れてしまわないように配慮した。単調なイメージにならないように上手とは柱の並べ方の向きを少し変えて設置した。ゲストの下手側に(尻尾だけ見えているが)竜が卵を抱えている半立体をパネルに設置した。竜には化繊の毛をつける。卵は金色ツヤありで塗装、そして半球のホワイトボール球をつけて竜を更に立体的に見えるようにした。上手側のゲストの上手に2尺ぐらいの白い台があるがここにも小物類を並べて季節感を出せるスペースを確保した。
<どんびき>

どんびきは単調ではなくしかし統一感を失わないようにという点を努力した。白を基調としていて、柱や緑の屋根部分に真鍮などの金色の金属の直線の打ちものを使用する。ポイントにピンクやブルー黄色などのポップな色を使い元気な感じだけど子供っぽくならないように配慮した。角パネルは塗りでツヤなし仕上げ。フロアもポイントだけ色のカラーベニヤをひく。ホリは白のジョーゼットをつり白っぽいやさしい空間そして楽しい空間を演出した。